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ちょっとの想像力

みなさん、こんにちは。お部屋番を担当しているスタッフのひとりです。

前回のブログからしばらく時間が空いてしまいました。遅ればせながら、今年度もどうぞよろしくお願いします。
季節の変わり目で、なにかと調子を崩しやすい時期ですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

すでにご存じの方も多いかもしれませんが、ぷらっとチャットは、匿名で、つらい気持ちを含めたさまざまな話題について話せる場所です。
日常の中で生まれるさまざまな思い、ちょっと誰かに聞いてほしいことなどを、ほどよい距離感でお互いに話せることは、今までもこれからも、大切な時間だと思っています。
管理人も、みなさんと一緒に安心安全な場をつくっていきたいと思いながら、毎回参加しています。

そんな中で、自分や誰かのことを語ろうとする際に、感情とともに言葉も強くなってしまい、特定の相手への誹謗中傷のように見えてしまう発言を見かけることがあります。
そこには、受けた傷の深さや、言いたいことがあっても相手に伝えられなかった苦しい経験が垣間見えるように思います。
管理人は、削除するかしないか判断に迷うことがありますが、この場所のルールを踏まえつつも、発言する人がずっと抱えてきた悲しみや悔しさが伝わってくることへの葛藤があるのかもしれません。

「自分はとてもつらかった」「どうしてこんな思いをしなければならないのか」「分かってほしい」といった思いが、いつの間にかかたちを変え、相手の属性や気質を主語にした鋭い言葉へと変わっていっていることがあるように感じています。

また、いつの間にか主語が大きくなってしまうことで、「◯◯な人はみんな◯◯だから」と、対象範囲が拡大した悪口へ発展していってしまうやりとりも時折見かけます。
その瞬間、チャットルームは誰もが安心して気持ちを表現できる場所から、誰かを傷つけてしまうかもしれない場所へと変わってしまうかもしれません。

自分の思いや考えを誰かに伝えたい、聞いてほしいと考えることは、ごく自然なことですが、その思いが強くなりそうなとき、どう表現するかは少しだけ工夫が必要なのかもしれません。
言い方によって、知らない内に誰かを傷つけてしまうことも、ただ共有するだけのこともできるのかなと思っています。
誰がどんな経験を有しているか、社会の中でどういった立場に置かれているか、チャットのやりとりだけでは見えにくいからこそ、批判や審判をしてしまいそうになる前に、ちょっとの想像力を働かせてみることが大切なのかなと考えました。

引き続き、みなさんと一緒に試行錯誤しながら、ぷらっとチャットのあり方について考えていけたらいいなと思っています。

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