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支え合うむずかしさを思う

みなさん、こんにちは。
ぷらっとチャットお部屋番のひとりです。

2月も終わりを迎えますね。
私の感覚では年が明けたと思ったらもう3月という感じで・・・時間の経つ早さに驚いている今日この頃です。みなさんはいかがでしょうか。

ちょっと強引な話の持っていき方ではありますが、「時間が早い」と言えば、ぷらっとチャットではよく「もう終わりか」「あっという間だ」などという声が聞かれるように思います。
そう感じる理由は様々だと思いますが、「楽しかった」とか「居心地がよかった」とか、そうしたときに時間の早さを感じることもあるのかなと思っています。
また「次はいつ?」といった声を見ると、人によってはここがもはやインフラ(生活に欠かせないもの)となりつつあるのかも…と感じることもあります。
いずれにしても、みなさんにとって安心できる場になっているのであれば、運営のひとりとしてはホッとするばかりですが、その一方で、私はそれだけリアルの世界がしんどいということでもあるかな…などと考えてしまうので、もどかしい気持ちになることもあります。

人は誰もが生きていくために、一時的でも避難所や安全基地を必要とするものだと私は思っています。
ぷらっとチャットがそうした場となり、エネルギーをチャージできるなら何よりだと思いますが、インフラと書いたように、いつの間にか“ここがすべて”となってしまうこともあるのかなという懸念が私にはあります。“ここがすべて”となると(そう思うこと自体は問題ないと思いますが)エネルギーをチャージしなければならない場となってしまい、誰かと過度に苦しみを比較してしまったり、誰かに近づきたい気持ちが強くなりすぎたり、誰かの悩みを解決してあげようと思いすぎてしまったり、、そうしたことが生まれやすくなるのかと思うのです。そうすると時に苦しい場となってしまう可能性があると考えています。

ぷらっとチャットに限らず、そもそもネット上でのやり取り、特にテキストでのやり取りは、感情や意図がリアルの世界よりもわかりにくいため、コミュニケーションがずれたり、衝突してしまったりすることが起こりやすい空間かと私は思っています。
テキストとして形に残り、公的に見える仕様上、何気ない言葉が思っている以上に深く影響してしまうこともあるかもしれません。
私としては、誰かに自分の気持ちを話すことのむずかしさを含めて、この場はそうしたむずかしさをはらんだ場であると思うので、むずかしい中で、少しでも安全に過ごせる場となったら…と、願いに近い感覚でいつも眺めています。
ほどよくぷらっとチャットを利用していただき、みなさんが支え合ったり、何かに気づき合えたりする空間となったらいいなと思います。

年度末の時期は疲れが出ることもあれば、季節の変わり目でもありますので、どうかみなさんご自愛ください。

「距離感」を考えてみた

みなさん、こんにちは。2月ブログのお当番が回ってきた、ぷらっとチャットお部屋番のひとりです。

一年で最も寒いといわれる大寒を過ぎて、2月3日は立春でした。心なしか春の気配が近づいてきたような、まだまだ遠いような・・
最近知ったのですが、大寒と立春の間を「冬の土用(どよう)」といい、季節の変わり目に向けて体調を整える期間にあたるそうです。
木の芽時はなにかと不安定になりやすい時期でもあるので、きたる春に備えて身体をいたわりたいと思う今日この頃です。

小話もほどほどに、私がお部屋番としてチャットに参加する中で感じたこと、考えたことを書いてみようかなと思います。

みなさんの何気ない話にほっと癒されたり、自分も助けられたような気持ちになったり、苦しい胸の内に思わず共感してしまったり…その場に居合わせることで私自身もさまざまな思いが巡るのですが、参加者同士の距離の近さに少しドキッとする瞬間があります。
開催の回数を重ねていく中で、よく見かける人に声をかけたり、関係性ができていくことはある意味では自然なことなのかもしれません。
一方で「いろいろな人たちにとっての安全な場」ということを考えてみると、良かれと思っていた距離の近さが実は他の誰かの心理的安全を揺らがせたり、自分たちは楽しい内輪感が逆に誰かのプレッシャーになっていないだろうか…とも感じています。(わが身も振り返りつつ、改めて気づくことですね)

身体的・物理的な距離感は目に見えて分かりやすいですが、心の距離感は、実は把握するのが難しいのかもしれません。
例えば、自分がしてもらって嬉しいことと、相手がしてもらって嬉しいことは必ずしもイコールではないことなどが挙げられます。
チャットを訪れる人の中には、誰かに自分のバウンダリー(=自分と相手の境界線)を侵害された経験からNOを表現することが苦手だったり、内輪感を見ることでつらい思い出の再体験をしてしまう人がいるかもしれません。

前回のブログでは、画面の向こう側にいる人を想像してみることの大切さについて触れられていましたが、お互いのほどよい距離感についても、想像力は大事だなと感じています。

つらつらと最近の思ったことを綴りましたが、今後もみなさんと一緒に試行錯誤しながら、チャットの運営について考えていけたら嬉しいです。
もうしばらく寒さの厳しい日々が続きそうですが、お身体ご自愛下さい。ブログを読んで下さってありがとうございます。

「画面の向こうにいる人」を想像する

みなさんこんにちは。ぷらっとチャットのお部屋番の1人です。
ブログを書くのは初めてなので、とても緊張しています…。
内容としてはあくまで私の主観であり、お部屋番全員がそう思っているとは限らないのですが、私がチャットを見ていて感じることを書かせてもらえたらと思います。

現在のぷらっとチャットは基本的に1日おき、ないし3日に1回くらいのペースで開催しています。
私は結構な頻度でチャットを覗かせてもらっているのですが、見るたびに雰囲気や流れが違うなあと感じます。居る人が変われば雰囲気も変わる、というのはその通りなのですが、逆に言うとよく顔を合わせていそうな人が集まっていたとしても、終始ゆったりと時間が流れる日と、コミュニケーションの齟齬やズレが起きてちょっぴりドキドキする日があったりします。
どちらが正解ということはないですし、なにより、ユーザーさんは特に気になっていないのかも…?と思いつつ、お部屋番としてはつい、このチャットを安全に守りたい気持ちが先立ちます。時にはメッセージの削除や、注意喚起に踏み切ることもあります。でもそれをする時・した後も、なんだかモヤモヤぐるぐる、「これでよかったかな…」と迷い続けることも多いです。ルールとマナーで示している内容に沿った判断だとしても、自信をもって(?)判断できることのほうが少ないです。

どうしてこんなに迷うのだろう?と考えてみると、それはきっと、いろんな種類・いろんな立場への想像力をフル動員しているからかな…と思います。
(削除するものに限らずですが)「この発言を読んだ人はどう感じるだろうか…」という受け取り手への想像、「もし〇〇な背景を持った人が読んでいたら…」というもしもの想像、そしてメッセージを投稿した人のコンディションや意図、「それを言わずにはいられない気持ち」等々…まで想像していくと、どんどん判断は複雑になっていきます。その場で全て発動できないことも当然あります…。

ただ、言い方を変えれば、「普段は言いづらい(ともすれば批判されてしまうかもしれない)、言える場がないようなこと」ことを場としてタブー視しないからこそ、明確なNGの線引きはできないと言えます。そしてNGがはっきりしていないからこそ、ユーザーさん同士、そしてチームお部屋番、チャットに関わる1人1人が、チャットにいる「誰か」への想像力をなくさないことが大切なのかな、と私は思っています。誰にもはっきり線を引けないからこそ難しい、けれど線を引かない分、社会の空気や人間関係、「常識」みたいなものに縛られず、みんなで1回1回ほどよい塩梅を探っていけるようなイメージです。

チャットは公共の場なので、「なんでも全部OK!」とはいきませんが、社会の中で不当に抑制される声を発することができたり、白黒つけずに分かち合えたり、ネガティブな感情もひっくるめて「自分」として話せたり…それぞれがそれぞれのまま過ごしながらの「公共」を、ユーザーさんたちと一緒に作っていけたらいいなあと感じています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

試行錯誤を続けながら

皆さん、こんにちは。
記事を書くのは「はじめまして」の、ぷらっとチャットのお部屋番です。

ぷらっとチャットとの関わりはわりと古参(?)で、こんなシステムが欲しいと開発業者とやり取りしたり、スタンプとアイコンの作成に関わったり、そもそもチャットの名前を何にするか考えたりしてきました。

「ぷらっとチャット」という名前にたどり着くまでも、結構悩んだよなあ…と思い返すと、今ぷらっとチャットというものがすっかり馴染んだ存在としてあることに、時の経過を感じているところです。
また、最初の頃は運営に悩んで、何度か休止期間を設けることもしていたので、今は安定した開催を続けていられることにも、ちょっと感慨深くなりました。

さて、このブログでは何を書いたらいいのだろう…とぐるぐる、実は去年の10月くらいにも一度記事を書こうとしていたのですが、何を書いてもなんだか「これは違うだろ…」となって、諦めたことがあります。
当時書いたのは、ざっくり言うと「参加するときには、こういう部分を心がけてくれたらもっといいな」ということだったのですが、「いやいや…自分は参加する側ではなく、運営をする立場からで、何を言っても偉そうじゃね?」と思い、放り投げました。

今考えてみると、前に書いて消したブログは、私のぷらっとチャットへの思い入れがあふれてしまったのかもしれません。だからこそ安定した運営をしたい!という気持ちが強くなり、その気持ちが前のめりになったのかもしれないとふと気づきました。(今回のブログも、書き出しから自分の関わり歴を説明してしまうあたり、同じような心境なのかもしれません)

私自身はチャットをすることは全くないのですが、SNSなどネットのコンテンツはそれなりに見るタイプです。そして、どこを見ても、殺伐とした空気はどうしてもあって、それが当たり前だとも感じてきました。
そことぷらっとチャットを比べたときに、ぷらっとチャットは断トツで優しい場所だと私は感じています。心に余裕のないだろう人が多く集まっていて、苦しい出来事や感情が話されていても、どうしてこうあれるのか・・・それは、皆さん一人ひとりが、他の人のことに想像を巡らせる、ちょっとずつの心がけや努力をしてくれているからなのかなと私は考えています。
でも、そのちょっとずつの力が合わさることで成り立っている空間は、逆にちょっとのことで崩れうる危うさがあることは、運営して体感してきました。
(どのようなことがリスクにつながるかは、前のブログで管理人が書いてくれたので省きます)

私から一つ強調して伝えたいのは、ぷらっとチャットが安心できる居場所であり続けるのは、運営の力だけではできないということです。
ルールを作ったり投稿を削除したり、運営にしか出来ないこともあるし、やれることについては最善を尽くしたいとは思っています(出来ているかは自信がないですが…)。
でも、禁止や指示の力には限界があるし、そういった強権や排除で物事を解決するという在り方が、そもそもこの生きづらい世の中を生み出しているわけだし・・・と私は思います。また、参加しづらいような「いつもの空気」が強まったと感じても、発言をいちいち消したり、注意して解決できる問題でもないと思います。

だから対処法として、前に管理人も書いていた通り物理的な工夫(一回1時間、毎日はやらない)をしています。
前書いていないものとしては、そのルームが合わないなと思ったときに他のルームに移る選択肢がとれるように、ルームを複数設けているのも大きなポイントです。

あと何かいい工夫はできないだろうか・・・と知恵を絞っているところなのですが、2月から一つ、新しい工夫をしてみようと決めました。
それは、ルーム名を数字から、数字じゃないものに変えてみることです。

今はルーム1・2・3・4となっていますが、例えばルームぞう・きりん・ライオン・パンダなど、日替わりで名前をつけてみたいと思います。他に浮かんでいるルーム名としては、「あんこ・みたらし・ごま・きなこ」とか、「ラーメン・うどん・そば・パスタ」とか、「しゃけ・おかか・たらこ・うめ」とか・・・。(運営が食いしん坊なのがバレてしまう…苦笑)
名前はただの数字の代わりなので、きりん好きが集まる部屋だとか、ラーメン派が集まる部屋というわけではないので、そこは誤解しないでください。でも自分だったら、つい好みの名前の部屋に入ってしまいそうです。

ということで、2月からバラエティ豊かなルーム名がつく予定なので、よろしくお願いします。

年越しチャット報告

皆さん、こんにちは。
ぷらっとチャットの管理人です。

最近、お部屋番の人たちでブログを月2回は書こうと決めて、頑張っていますが、年越しに特別企画のチャットをやったので、その報告をしようと思います。

普段のぷらっとチャットはお昼~遅くても夜22時までの開催のことがほとんどですが、年越しということで、大晦日の23時半から元旦の0時30分の時間でやってみることになりました。

ただし、この時間帯の実施には一つ大きな問題点が…苦笑

ぷらっとチャットは仕様上、日にちをまたいでルームの設定ができないことから、23時半から23時59分までと、0時から0時30分までの部屋を設定するしかなく、年越しの1分前にいったんお開きになって、1分後に入りなおす…というスタイルとなりました。

加えて、フリーチャットだけではなく、テーマを設けたルーム(食べ物について話そう)と、管理人も会話に加わるユーザーさんからヒアリングする特別な部屋も設けました。

このように普段といろいろ違うことにチャレンジしたのですが、ふたを開けてみるとなんと!フリールームになぜかユーザーさんが入れないトラブルが起きて、急遽、ルーム設定を新しくし直す波乱含みのスタートになり、運営側はものすごくバタバタ&はらはらな大晦日になりました。

ただ、そこを無事に乗り越えてからはあっという間の30分×2回で、皆さんと一緒に年を越すことができました。皆さんの協力のおかげです。ありがとうございました。

私は、管理人も参加する部屋で皆さんに質問をして、ぷらっとチャットの利用について教えてもらったのですが、とても有意義でたくさんの興味深い意見や声を聞くことができました。

特に「ぷらっとチャットの魅力」という質問については、実にたくさんの人たちからそれぞれの表現で回答が得られました。ほかに似たような目的で使うアプリやコンテンツなどについても、聞いてみたのですが、「ほかにはない」と答える人も複数いて、ぷらっとチャットだからこその魅力が発揮されていると実感することができました。

私たちとしては、ぷらっとチャットの魅力として
①死にたい気持ちを含めて、リアルな場所では気軽に言いづらいことでも自分の感じていることを素直に伝えることができる
②ある程度、安全や安心が確保される(攻撃されたり、一方的に批判されたり、決めつけられたりしない、お互いに受容するマインドがある)
③誰がやってきても、必要以上に疎外感を感じない
④何を話もいいし、話さないで見ているだけだけもいいし、自分のタイミングやペースでも参加できる
⑤つらい気持ちをそれぞれ抱える人同士がピアで話せる
このあたりを大切にしています。

特に難しいけれど大切にしたいのが①⑤で、苦しさやつらさがわかる者同士が素直な気持ちを出し合い、分かち合えることです。
これは、当事者だからこその魅力であり、最大のメリットでもあるのですが、逆にしんどさを抱えた人たちだからこそ、それ以外の②③④を保つことが難しくなるリスクも抱えているといえます。

つらい経験の蓄積やメンタルの不安定が、知らないうちに他者への批判や攻撃的なやりとりに発展することもあれば、自分が意識しなくても、他の人に不快感やダメージを与える発言をしてしまうこともあります。

また、何度も参加する人たちはお互いに気心が知れていき、再び会えた喜びも感じるようになりますが、特定の人たちだけで話したり、いつも参加していることが当然の会話が展開される雰囲気が当たり前になると、初めて来た人にとっては疎外感につながります。

過剰に気遣いをする必要はないのですが、繰り返し開催していくと、知らないうちにそうした「いつもの空気」が強くなることを感じています。

「いつもの空気」はいつも来ている人には安心につながるのですが、初めて来る人にとっては、自分は場違いかも…などと感じる「発言しづらい空気」になるのです…難しいですね。

そんなことで、私たちはそうならないための有効な策として「1回1時間」「毎日はやらない」という物理的な工夫をしています。

毎日やってほしい、もっと時間を増やしてほしいという声があるのは重々承知なのですが、現状でも「いつもの空気」が悪い方に傾くことがあるため、慎重に進めているところです。

今回、チャットの継続のために自分たちにできることがあるのなら協力したいです!という声も多かったことから、少し説明をさせてもらいました。

「いつもの空気」が安心側に傾くためには参加者の皆さんの力がとても大切です。

これからも、時々、運営について意見を出し合うチャットをやるのもありかなと思いつつ、皆さんと知恵と力を持ち寄りながらチャットを続けていきたいと思っています。

2024年をやり過ごせた…!

こんにちは。こんばんは。ぷらっとチャットのお部屋番です。
前ブログを投稿したのとは、別の人になります。

もうすぐ2024年も終わっちゃいますね。お部屋番の私は、街がクリスマスムードでにぎわっていそうなので、それから逃げるかのように暖かい部屋でこのブログを書いているところです…。お部屋でぽかぽか過ごすのも悪くないものですね。(編集注:原稿をもらってから更新にラグがあったので、ちょっと時期がずれちゃいました)
今回のブログは年の瀬ということなので、ぷらっとチャットの2024年を私なりにまとめてみようかなぁと思います。みなさんのぷらっとチャットのある生活を振り返るきっかけになればと思います(個人調べなので間違えていたらごめんなさい)。

<ぷらっとチャット開催数、実は増えていたことが判明しました>
2024年のぷらっとチャットについて考えるため、過去のお知らせをさかのぼってみたところ、去年と比べてぷらっとチャットの開催数が結構増えているみたいでした。お部屋番としては、そういえばそうだったなぁとしみじみ感じてます(すっかり今の頻度に慣れている自分がいたので、開催数の増加はちょっぴり驚きでした)。
開催数が増えたということは、参加できる方の数も増えているのでしょうか?これからもみなさんそれぞれのペースで参加してみてください。ぼちぼちいきましょ〜。

<しかも、お昼開催時も4部屋になってました>
お昼のぷらっとチャットが3部屋から4部屋に変わったのも今年の出来事でしたね。個人的に思っていることですが、3部屋の頃より4部屋になってからの方が、お部屋それぞれの個性みたいなものが見えてきた気がします。
参加される方の中には、どのお部屋に入るか決めている方、一部屋に留まらない旅人スタイルの方がいると思います。個人的には、ときどき普段とは違うお部屋に入ってみることで、新しい発見や違った雰囲気を味わえるかもしれないので、気が向いたらお試しあれ、と思っていますよ。

<2024年はまだ新しい試みが残っています!>
そして、今年の12月31日は年越しチャットなるものが開催されますね…!どうやら年越しのタイミングでのルームの移動があるらしく、お部屋番の私としてもなんだかそわそわしてしまいますが、お気軽にご参加ください。年越しチャットについてより詳しく知りたい方は、こちらをご覧になってください。

個人的にはあっという間の1年でしたが、こうして振り返ってみると2024年もいろいろなことがあったみたいですね。お部屋番たちは、ぷらっとチャットがより多くの方の安心して立ち寄れる居場所となるため、できることはないか日々模索しています。そのため、来年も何か変化があるかもしれませんが、、そんなお部屋番たちを見守ってくださると嬉しいです…!

今回のブログは以上となります。みなさん、今年もありがとうございました!よいお年をお迎えくださ〜い。

考えすぎかも…

みなさん、こんにちは。
ぷらっとチャットのお部屋番の1人です。(ぷらっとチャットはチームで運営しています)

ブログをあまり更新できていなかったので、お部屋番の人たちでブログ当番を決めました。
何を書いたらいいかな?と迷ったのですが、今日はぷらっとチャットを見ていて私が感じていることをまとまりなく書いていきたいと思います。

お部屋番をしているにもかかわらず、実は私はチャットという場があまり得意ではありません。もう少し詳しく言えば、大人数の場が得意じゃないのです。
人が多いと、いつ話したらいいんだろう?どんなことを話したらいいのだろう?周りの求めているリアクションができているかな?などと考えてしまうんです。ぐるぐると考えているうちに、タイミングを逃し、何も言えなくなり、その場でニコニコしている人が完成します。ニコニコしているだけの人っていてもいいのかな?いる意味ってあるんだろうかということまで考えてしまう時もあります。なので、総じて疲れてしまうことが多いのでした。

チャットだとニコニコしていても顔が見えないから伝わらないので、この戦法が使えません。だから自分が参加するならば、いわゆる、ロム専になってしまいそうな気がします。しかし、そんな私でも使えそう!!と思っているのがスタンプです!!すごく便利ですよね。そして可愛い。(ハトさんの「きくよ」のポージング、やみーペンの「いいでしょ~」と得意げにジェラートをたくさん持っているところなどなど)

なかには、私と近いことを考えながらチャットに参加している人もいるのかもしれません。お部屋番をしてみてわかったのは、チャットは自分の好きな時に好きなことを言って、気になったものに返事してたらいいんだな~、構えすぎなくてもいいのかも?ってことです。みなさんのやりとりをみているとそう思えました。スタンプも返事の仕方も上手に使っている人を見ては関心しています。

そんなユーザーさんたちの力を持ち寄って、新しい人がぷらっと来ても、気楽に過ごせるチャットが続けていけたらいいなぁと思っています。

投稿削除の役割と気持ち

ぷらっとチャットの運営には、安全な時間と空間を守るため、投稿を見守り、削除する役割があります。

主にサイトの「ルールとマナー」に書いてある内容をもとに、以下に当てはまる投稿を削除しています(こちらにも簡単に書いておきますが、詳しくはルールとマナーの禁止していることをご確認ください)。

①自殺の誘発につながる恐れのある投稿(自殺防止の観点から)

②個人情報が特定される情報(匿名性を確保する観点から)

③特定の治療法や団体などへの強い推奨や勧誘行為(利益誘導や扇動を避ける観点から)

④特定の人や存在を傷つける恐れのある投稿(多様なマイノリティの権利擁護の観点から)

⑤性的表現、過度な攻撃性などを含む投稿(心理的な安全を守る観点から)

この中で、②匿名性の確保はわかりやすいかもしれません。
しかし、他の項目は明確な線引がないため、私たちも迷いながら削除をしています。

そもそも、「削除する」という行為がなんだか管理・監視しているようで嫌だな…と思う気持ちもあります。

もちろん、みなさんがぷらっとチャットを安心して使えるようにやっていることではあるのですが…基本的には削除したいわけではないのです。(書き込まれたものは、その人がその時に本当に思ったり伝えたかったりすることなのだろうと理解はできるので)

削除する内容を投稿した人を責める気持ちも全くありません。むしろ、「こういう気持ちなのは、よくわかりました…でも、たくさんの人たちが集まる場としてはこのままにできないのですよ」と苦悩しながら削除しています。

「消された」「なんで?」など削除に気づいたユーザーさんの投稿を目にすることもあれば、見守る体制や削除があることで安心して利用できるという投稿も目にするので、本当に迷いながら、考えながらのチャット運営です。

ぷらっとチャットを見ていると、日常でこんなにも自分の思いを話せない人がたくさんいるのだという現実を目の当たりにします。

だからこそ、ぷらっとチャットは「死にたい」という思いも含めできるだけ自由に話せる場でありたいと思っていますし、実際にユーザーさんの理解と協力もあり、そうした場になっているなぁと心から思っています。

みなさんにとって使いやすさの基準は違うので、全員にとって100%使いやすい場を目指すことは難しいけれど、ユーザーさんも私達も模索しながら、ほどほどにいい場所にできると嬉しいです。

毎日開催するために

ぷらっとチャットを毎日開催してほしい!という声がよく聞かれるようになりました。

運営としても、できるだけ実施しようと思い、体制整備を進めているところです。

おかげさまで、少しずつ回数も増えてきました。

ただ、最近のぷらっとチャットでちょっと気になることがあります。

開催回数が増えると、よく訪れる人たちも増えて、距離が近くなる様子も見えてきました。

安心して話せる人に出会えるのはいいことなのですが、ぷらっとチャットは特定の人たちが出会ったり仲良くなったりするために開催をしているわけではないことを改めてお伝えしたいと思います。

サイトの「上手な使い方」にも、「6.特定の人と仲良くなり過ぎにはご注意を」と書いてあるので、改めてここでも紹介しておきます。

6.特定の人と仲良くなり過ぎにはご注意を

繰り返し来ることによって知り合いができたり、気の合う人を見つけたりすることもあります。仲良くなること自体は悪いことではないのですが、ぷらっとチャットは匿名で誰でも来れる場所なので、特定の仲良しグループや内輪感の雰囲気が強くなると、初めての人が参加しにくくなります。いつでも、心の片隅に初めて参加したときの気持ちを置いておいてください。

先日は、オープンチャットを作ってほしいという声が出ていたり、個人的なお誘いの発言があったりしました。

ほかにも、特定同士だけでやり取りをしたり、距離が近すぎると感じることが、見られるようになっています。

ぷらっとチャットは適度な距離感で、毎回利用する人も初めての人も匿名で安心して参加できる場として開催しています。

特定の人たちで仲良くしたい、出会いたいという声が大きくなると、ぷらっとチャットの趣旨からは離れてしまいますので、安心して実施することができなくなります。

運営としては、できるだけ多く開催し、多くの人たちに安心して語ることのできる機会を提供したいと考えていますが、そのためには利用する人たちの理解と協力が欠かせません。

大切なことは、このサイトにもたくさん書いていますので、お時間のある時に読んで「ぷらっとチャット」の趣旨を理解したうえで、参加してもらえるようお願いします。

サイトオープン!

みなさん、はじめまして。
ぷらっとチャットのお部屋番です。

このたび、ぷらっとチャットのサイトがオープンしました。

なぜ、チャットのためのサイトができたの?と思う人もいるかもしれません。

いろいろな理由はあるのですが、一番はぷらっとチャットのことをよく知ったうえで使ってもらいたいからです。

今、巷には実にいろいろなチャットがたくさんあり、たくさんの種類のSNSやアプリ、ゲームなどでつがることができたり、交流もできたりします。

そんな中で、自殺防止の取り組みとして開設しているぷらっとチャットは、明確な趣旨と目指す方向性があります。

必要な人に趣旨を理解して、安全に効果的にこの場を一つの社会資源として活用してもらいたく、大切なことを伝えていくためにオープンしました。

誰でも参加できるけれど、自分の気持ちも周囲の人たちの気持ちも大切にしあって、人とのつながりを感じられる場として運営したいと思っています。

参加者の皆さんとともに進化するチャットにしていきたいと思います。

スタッフブログは、今後もお部屋番(ルームの見守り)と運営を担当している、いろんな人が更新していく予定です。

よろしくお願いします。