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無事に再開しました

少しのお休みを経て、運営チーム一同は気持ちをちょっとリセットし、予定通り11月17日からぷらっとチャットが再開しています。

アンケートにもたくさんの人たち(約90名!)から回答をもらいました。
(次のブログでアンケートの内容についてお伝えしたいと思います)

そして、再開にあたり11月16日(日)には説明会チャットを行いました。

一時的には参加者が100名を超え、関心の高さを痛感しています。

来れなかった人もいたので、簡単な様子をお伝えします。

運営に携わる4名(スタッフABCD)が運営として考えていることを伝えました。

・お休み前には運営に煮詰まっていたけれど、お休み期間に少し気持ちがリセットできたこと

・運営について煮詰まった内容としては
①削除が多くなり、削除に迷いや虚しさを感じたこと
②ユーザーさん同士の距離感が気になること
③他のコンテンツの話題が多くなり、対応が難しくなったこと
④当初想定していたユーザー層より若年のユーザーが多くなったことで、運営体制や方法が追いつかなくなっていたこと

などについて話しました。

私たちが伝えたかったことの中心はぷらっとチャットは「公共の場」であるという点だったと思います。

「みんなの場所」であり「誰のためでもある場所」が、「誰かの場所」になってしまうことが一番の課題で、それを何とかして保ちたいというのが運営の願いです。

そして、そうした願いを持っているのはユーザーさんたちも同じであることがアンケートから伝わってきました。

そうしたことも説明会チャットでお伝えしました。

ユーザーさんの理解と協力があるからこそ、続けてこられているというのが私たちの希望でもあります。

そして、私たち運営も迷ったり、悩んだりもします。
迷ったり、悩んだりするからこそ、成長できるのもまた真実かなと思っています。

説明会チャットでは、予め発言禁止とお伝えし、発言は削除させてもらったのですが、発言を繰り返すユーザーさんやそれを注意するユーザーさんもいました。

いちいち注意はせず、淡々と消させてもらいました。

そうした状況も運営として、そのまま受け止めつつも、先ほどお伝えした通り「公共の場」として続けられるように場を作っていきたいと思っています。

説明会チャットをやってみて、改めて感じたことやこれまでの様子を踏まえて一つお願いしたいことがあります。

ルールやマナーを守らないユーザーさんに対して、注意をするのは運営の大切な役割なので、ユーザーの皆さんから注意をするのはどうかお控えください

気持ちはわかりますし、良かれと思ってやっているのも伝わってくるのですが、「みんなの場」である公共の空間で誰かが注意をし始めると、注意した人された人という存在が浮き出てしまい、公共性要素が薄まってしまうのです。

また、運営は注意をする場合とわかっていても注意をしない場合があります。

場を保つため、注意をしない選択をしている時に、誰かが注意をしてしまうとせっかくの場が不安定になってしまいます。

ユーザーの皆さんには、シンプルですが一人ひとりが当たり前のルールとマナーを守って、つらい気持ちから楽しい話まで、話したいことを話してもらえることが一番の大きな役割で、場を作るうえでの効果が絶大です。

それはとても地味に思われるかもしれませんが、その力がぷらっとチャットをつくっていると感じています。

ただ、気持ちがたかぶってしまったり、つらすぎたり、ついついマナーやルールを守れなかったりすることもあるでしょう。

いろいろな生きづらさを抱える人たちが集まるところなので、運営の悩みは尽きませんが、そこに目をそらさず、たくさんの人たちの理解と協力とともに、試行錯誤を続けたいと思います。

匿名の重要性

先日、アンケートのフォームを出しましたが、たくさんの方から回答をいただいています。

なるほど…と思うこともたくさんあり、参考になります。引き続き集めていますので、いろいろな人からの回答をお待ちしています(アンケートの募集記事はこちら)。

さて、今日は「匿名」の重要性について少しお話します。

ぷらっとチャットが安心できる居場所であるために「匿名性」がとても大切だと思っています。

続けてやっているうちに顔見知りができたり、仲の良い人ができたりすることはあります。

逆に苦手な人や避けたい人ができることもあるでしょう。

そういった個人の感情はとても自然なことなのですが、ぷらっとチャットで「個人の感情」を出すことはチャット空間に大きな影響を与えます。

なぜなら、ぷらっとチャットはネット上の公共空間だからです。

特定の人たちのものではなく、そこにくる人たちみんなのものであるため、特定の人に向かう個人の感情が出されると、他の人を寄せ付けないそこだけの特別な空気ができてしまうのです。

だから、ぷらっとチャットは基本的に匿名のチャットで、一期一会を大切にしています。

どんな人が来ても、安心してつらい気持ちを話せるためには、全体的に適度な距離感が保たれることがとても大切なのです。

特定の人と話したい、仲良くなりたい、出会いがほしいと思って、ぷらっとチャットを利用する人がいたら、趣旨とは異なりますので、ご遠慮ください。

ただ、人との距離感というのは誰にとっても難しく、ぷらっとチャットに来る人たちには特に苦手な人もいるかもしれません。

だから、ついつい近づきすぎたり、時には否定や批判をしてしまうこともあるかもしれませんが、そうしたことがあっても、一人ひとりが少し自分を振り返りながら、時には気になる状況があれば、率直に伝えたりして、公共性を保っていくことが続けていくための条件だと思っています。

今回のアンケートでも名前を特に固定せず、複数を使い分けている人が意外と多いのだなぁと感じています。

一つの工夫として、できるだけ同じ名前にしないで特定の人にならないようにしてみるのもいいのかもしれないと思っています。

このような公共性を保つために「特定の人間関係を作らない」という趣旨から以下のことを禁止していますので、守ってもらえるようお願いします。

・別のコンテンツ(掲示板など)でできた関係性を持ち込まない
→別コンテンツなどで知り合った人同士が会う手段としてぷらっとチャットを利用しない(単なる参加はOKだけど、出会うために使うのはNG)
 別のコンテンツの話題を出さない

・個人に呼びかけない、探さない、特定の人とだけ話すようなことはしない

・別のコンテンツでぷらっとチャットの話題を出さない

・別コンテンツに誘導しない

ユーザーの声を集めます

ぷらっとチャットのコンセプトの3つ目は「みんなでつくる」です。

実はこれが一番大事なのではないかと思っています。

今、死にたいほどつらい思いを抱える人たちに対しての電話相談やチャット相談、掲示板などはけっこうあるのですが、当事者同士がふらっと来て、自由に話せる機会を公的な支援を受けてやっているのはめずらしいことです。

どうしてめずらしいかというと、つらい思いを抱えている人たちが集まると、しんどさや生きづらさゆえに、傷つく人がいたり、ぶつかってしまったりと、安全を保って運営するのが難しいからであると思っています。

そうしたリスクはありますが、一方でつらい経験をしてきた当事者だからこそ分かり合える、安心できる、その関係でしか得られないわかりみもあります。

その当事者同士の力はときには相談以上の効果があることもあります。

難しいけれど、当事者同士の支えあいができる場を実現するために最も大切なのが「みんなでつくる」だと思うのです。

運営の努力だけで、場の安全を確保することは難しく、来る人たちの理解や協力が必要です。

ということで、「みんなでつくる」を推進するために、ユーザーさんからの声や力を集めて再開に生かしたいと思います。

アンケートはこちら(とりあえず11月10日から19日までの10日間で実施します)

運営の参考にしていきたいので、参加してる方は答えてもらえると助かります。
いろんな人の声を知りたいので、いつも参加している方も、時々参加する方も、1回だけ参加した方も、最近は全然参加してない方も・・・誰でも、気兼ねなく答えてください!