TOP

投稿削除の役割と気持ち

ぷらっとチャットの運営には、安全な時間と空間を守るため、投稿を見守り、削除する役割があります。

主にサイトの「ルールとマナー」に書いてある内容をもとに、以下に当てはまる投稿を削除しています(こちらにも簡単に書いておきますが、詳しくはルールとマナーの禁止していることをご確認ください)。

①自殺の誘発につながる恐れのある投稿(自殺防止の観点から)

②個人情報が特定される情報(匿名性を確保する観点から)

③特定の治療法や団体などへの強い推奨や勧誘行為(利益誘導や扇動を避ける観点から)

④特定の人や存在を傷つける恐れのある投稿(多様なマイノリティの権利擁護の観点から)

⑤性的表現、過度な攻撃性などを含む投稿(心理的な安全を守る観点から)

この中で、②匿名性の確保はわかりやすいかもしれません。
しかし、他の項目は明確な線引がないため、私たちも迷いながら削除をしています。

そもそも、「削除する」という行為がなんだか管理・監視しているようで嫌だな…と思う気持ちもあります。

もちろん、みなさんがぷらっとチャットを安心して使えるようにやっていることではあるのですが…基本的には削除したいわけではないのです。(書き込まれたものは、その人がその時に本当に思ったり伝えたかったりすることなのだろうと理解はできるので)

削除する内容を投稿した人を責める気持ちも全くありません。むしろ、「こういう気持ちなのは、よくわかりました…でも、たくさんの人たちが集まる場としてはこのままにできないのですよ」と苦悩しながら削除しています。

「消された」「なんで?」など削除に気づいたユーザーさんの投稿を目にすることもあれば、見守る体制や削除があることで安心して利用できるという投稿も目にするので、本当に迷いながら、考えながらのチャット運営です。

ぷらっとチャットを見ていると、日常でこんなにも自分の思いを話せない人がたくさんいるのだという現実を目の当たりにします。

だからこそ、ぷらっとチャットは「死にたい」という思いも含めできるだけ自由に話せる場でありたいと思っていますし、実際にユーザーさんの理解と協力もあり、そうした場になっているなぁと心から思っています。

みなさんにとって使いやすさの基準は違うので、全員にとって100%使いやすい場を目指すことは難しいけれど、ユーザーさんも私達も模索しながら、ほどほどにいい場所にできると嬉しいです。

前の画面へ戻る